現在、労災保険の特別加入が認められているのは、一人親方(労働者を使用しないで事業を行う方)等の個人事業主です。今年の4月から新たに芸能関係やアニメーション制作従事者等にも拡大され、さらに今回料理宅配員等のギグワーカーに対しても労災保険料の特別加入が認められる事となりました。労働者でなくても労災保険に加入することで、通勤災害や業務災害に対する補償を受けられる事は制度として歓迎されるべき事です。ただし、保険料は全額自己負担です。今後の検討課題として、ギグワーカーの労働者性が認められるかどうかが鍵となってくると思われます。

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